イソフラボンを多く含む食品は?
大豆イソフラボンというのは、その名の通り、大豆製品に豊富に含まれている成分となります。
特に、日本人がこよなく愛する和食には、たくさんの大豆製品が含まれています。
中でもイソフラボンが豊富に含まれている大豆製品としましては、「納豆」が挙げられます。
納豆1パック(50g)に対してイソフラボンの含む量が、65mgとなります。
そもそもイソフラボンの一日に必要な摂取目安としては70mgから75mgと言われていますので、納豆を食べることによって、一日に必要なイソフラボン摂取目安のほとんどを摂取することが出来るのです。
その他にも、豆乳(125ml)に対して69mg、豆腐半丁の中には55mg、油揚げ半分には、52mgといったように大豆製品を一つ食べるだけでも、かなりの量のイソフラボンを摂取することが出来るのです。
またサプリメントを飲んでイソフラボンを摂取していこうと考えているのでしたら、一日の摂取目安というのが30mgとなりますので、過剰に摂取してしまうことに気を付けてください。
あまりにも過剰に摂取してしまいますと、乳がんや、ホルモンバランスの崩れ、また胃腸の不調などといったことを引き起こしてしまうこともあります。
もちろん大豆製品を食べてのイソフラボンの摂取は、サプリメントとは異なり、過剰摂取を気にする必要はありません。
大豆には、もともとイソフラボンの過剰吸収を抑制させる働きを持っている成分が含まれていることから、過剰に摂取してしまったイソフラボンは、体外へそのまま排出されるのです。
ですので普段の食生活の中で、毎日納豆や豆腐などを食べている方も心配いりませんのでご安心ください。
ここで言う過剰摂取での注意事項というのは、あくまでもサプリメントによるものです。
ちなみにサプリメントによる基準摂取量の30mgというのは、厚生労働省によって定められているものですので、きちんと守るようにしましょう。
それがイソフラボンのサプリメントと上手に付き合っていく最も大切な注意事項なのです。