骨粗鬆症の予防

イソフラボンと動脈硬化

現在ではイソフラボンと呼ばれている成分が含まれている商品が、様々な形に変えて販売されるようになってきました。
このことから、イソフラボンというのは私達の生活にとっても身近な存在となったのです。
そんなイソフラボンというのは、ポリフェノールの一種であり、フラボノイドの部類に入ります。

そしてイソフラボンと言いますと、大豆をイメージされるかと思います。
イソフラボンの含む栄養素は非常に高いのですが、大豆の0.2~0.4パーセント程度しかこのイソフラボンは含まれていないのです。
ですのでイソフラボンはとても貴重な栄養素の一つなのです。

イソフラボンの一番の特徴としましては、体内に摂取してあげることで女性ホルモンのエストロゲンと似ている性質を持つことです。
女性ホルモンというのは、骨の形成、またコレステロール値に影響を与えることになります。
例えば女性ホルモンが減ってしまいますと、カルシウムが骨から溶け出してしまい、その結果骨密度が低下し、骨粗鬆症を引き起こしてしまうことになります。

それとは反対に女性ホルモンが増えることによって、コレステロール値が上がり、動脈硬化を引き起こしてしまうのです。
現代の食生活は欧米化が一般的となってきており、高カロリーで高タンパク質、そして脂肪分が多い食事です。
この食生活によって、体内で消化することの出来ないコレステロールや脂肪分などが、血中へ流れてしまうことになります。

その結果動脈が詰まってしまったり、硬くなってしまうのです。
最終的に血流が悪化してしまうことで、心臓や脳などといった場所へ必要分の酸素や栄養分が送れなくなってしまい、動脈硬化を起こしてしまうのです。
この動脈硬化は、そのまま放置してしまいますと、心筋梗塞や脳梗塞、さらには脳出血などといった直接生命に関わる病気を引き起こしてしまうことになります。
そんな状態になってしまわない為にも、とにかく普段の食生活を改善してあげなければいけません。
もし十分なイソフラボンを摂取することが出来ないのでしたら、サプリメントを使うととっても気軽に必要分を取り入れることが出来ます。

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