イソフラボンの効果
貴方もイソフラボンという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、ここ最近になって様々なところで目にしたり、聞いたりすることもあるでしょう。
そんなイソフラボンという栄養素が世間的に注目されるようになってきたと同時に、大豆に含まれているその栄養価の高さが改めて注目が集まり始め、見直されるようになったのです。
このイソフラボンというのは、大豆の麦芽に含まれている「ポリフェノール」の一つとなります。
実際には大豆全体における0.2~0.4パーセント程度しか含まれていない成分であり、大変貴重は成分として知られています。
それではイソフラボンを摂取することによって、私たちの体にどんな良い影響が現れ、どんな成分が含まれているのかを見ていきましょう。
イソフラボンで最も注目をしたい特徴としましては、体内のエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンと同様の性質を持つことであり、これによって植物系エストロゲンとも呼ばれることがあります。
特に女性ホルモンが不足してしまうことで引き起こしてしまう、更年期障害に効果が高いようです。
更年期障害を引き起こしてしまうと「めまい」「嫌悪感」「のぼせ」「ほてり」「耳鳴り」「冷え性」などといった様々な症状が起こることがありますが、これらの症状の緩和に役立つのです。
また更年期障害の場合には、閉経することになりますので、徐々に女性ホルモンが減少してきてしまいます。
その影響によって、骨粗鬆症を発症させてしまう確率を高めてしまうことになります。
この骨粗鬆症というのは、カルシウムが徐々に溶けてしまうことになり、骨が弱体化してしまい空洞化し、スカスカな状態となってしまうものです。
骨粗鬆症を起こしてしまいますと、ちょっとした衝撃によって骨折しまうこともあり、例えば咳やくしゃみなどでも骨折の原因になることもあります。
そんな時、イソフラボンの働きによって、体内にある女性ホルモンの分泌を促進させ、骨粗鬆症の予防、また改善に繋げることが出来るのです。