イソフラボンで生活習慣病の予防
今話題沸騰のイソフラボンというのは、社会問題にもなっている生活習慣病の予防に対しても大きな効果を期待することが出来ると言われています。
現在におきましては、日本人の死亡原因の60パーセントが生活習慣病を発端としているのです。
日本人というのは、先進国の中で比較をしても肥満率は低くなっていますが、現在では4人に1人が肥満、または肥満気味と言われており、メタボリック・シンドロームのリスクが非常に高くなっているのです。
例えば病気や怪我などが原因によって、健康が損なわれてしまう期間を引き算した健康でいる期間のことを「健康寿命」と呼んでいますが、今では日本人の平均寿命というのは延びているのにも関わらず健康寿命として考えると短くなってきてしまっているのです。
これらの原因として考えられているのが生活習慣病なのです。
生活習慣病というのは、普段の生活の中での運動や食事、休養などの生活習慣が原因となって招いてしまうことになる病気です。
これらの中でも食生活は非常に大切な要因となっています。
これまで白米に野菜、魚などの和食中心だった食生活が、徐々に肉や油ものがメインとなってきてしまい、さらにインスタント食品やファーストフードなど栄養バランスが完全に崩れてしまっているのです。
ここ50年程度の期間に、動物性タンパク質と動物性脂質における摂取量というのが4~4.5倍にまで増えてきてしまっているのです。
それとは逆に、炭水化物については7割、そして食物繊維は6割も摂取量が減ってしまってきているのです。
このような栄養バランスの悪い食生活に変化してきてしまったことによって生活習習慣病が流行してしまっているのです。
こんな悪状況から次第に食生活を考える人が増えてきており、一昔前までは日本人の食事に欠かすことの出来なかった「大豆」がブームとなってきたのです。
この大豆にはイソフラボンが豊富に含まれており、イソフラボンの効果によって生活習慣病の予防をすることが出来るのです。