イソフラボンはがん予防にもなる

日本人でしたとっても馴染みのある大豆ですが、これは昔から非常に良質なたんぱく源として知られており、最近におきましては、健康管理に有効とも言われ始め、数々の特効成分を含んでいることでも世間的に話題となってきています。
さらにガン予防に関しましても、フラボノイドの一種である「イソフラボン」と呼ばれている成分の作用によるガン予防効果がテレビや雑誌などでも注目されているのです。
実際に豆腐や納豆といった大豆製品を頻繁に食べている人というのは、乳ガンや前立腺ガンを引き起こしてしまう確率が低く、これは多くの疫学的調査によって示されているのです。

その他にも動物発ガン実験による研究において、大豆に含まれているゲニステインと呼ばれるイソフラボンの効果が、乳ガンや前立腺ガン、大腸ガンといった様々なガンの発生をある程度予防することが出来るのです。
イソフラボンというのは、大豆特有のえぐ味を生み出している原因物質として昔から知られていたのですが、その抗酸化作用や抗腫瘍効果があることが解明され、大豆のガン予防効果は非常に有効的と考えられているのです。
大豆のイソフラボンというのは、女性ホルモンと似ている働きや、骨のカルシウムにおける排出を抑制し骨粗しょう症を予防することが出来たり、その効果コレステロールを低下させることの出来る効果や高血圧予防といったことも知られています。

ゲニステインは、弱いエストロゲン活性が認められていますが、動物実験の結果によって抗エストロゲン活性を示しているのです。
味噌や豆腐といった大豆製品を多く摂取することによって血中エストロゲン濃度が少なくなることもわかっています。
このような様々なエストロゲンによる影響によって、多くのガン予防に繋がると言われているのです。
日本人の死亡原因の多くがガンです。
そんな恐ろしいガンを日頃から予防するためにも、きちんとイソフラボンを摂取することが大切なのです。